Anker PowerCore Magnetic 5000レビュー。マグネット式モバイルバッテリー

持ち物

旅行先ではスマートフォンを使う機会が多いですよね。

たとえば、写真や動画をとったり、Googleマップを見たり、友達や家族と連絡を取り合ったり。そんなこんなしていると、スマホの電池があっという間になくなってしまいます。

そのため、モバイルバッテリーで充電しながらスマホを使うという人も多いはず。

しかし、ケーブルと接続した状態だと、ケーブルが絡まってスマホが使いづらいという問題が出てきます。

そんな問題を解決してくるのがiphone12シリーズ以降に対応したAnkerのマグネット式モバイルバッテリー、その名も「Anker PowerCore Magnetic 5000」。

今回はそちらをレビューしてみたいと思います。

旅行先でのモバイルバッテリーあるある

ケーブルで繋ぐタイプのモバイルバッテリーを使っていると、こんな問題を抱えたことがある人も多いかもしれません。

・充電ケーブルを忘れてしまった
・充電ケーブルが絡まってカバンの中がぐちゃぐちゃ
・充電しながら移動するとケーブルが邪魔で歩きづらい
・モバイルバッテリーがそもそもかさばる

このように、ケーブルがストレスの要因になることが多いんですよね。

そんな問題を解決してくれるのがAnker PowerCore Magnetic 5000なんです。

Anker PowerCore Magnetic 5000の概要

Anker PowerCore Magnetic 5000の概要はこちら。

Anker PowerCore Magnetic 5000は、2021年に発売されたアンカー初のマグネット式モバイルバッテリーです。

料金:3990円(税込)
サイズ:93 x 63 x 16 mm
重さ:133 g
USB-C入力 5V=2.2A (最大11W)
USB-C出力 5V=2A (最大10W)
ワイヤレス出力:5W
ワイヤレス入力:非対応
容量:5000mAh
マグネット対応機種:iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
パッケージ内容:Anker PowerCore Magnetic 5000、USB-C & USB-C ケーブル、取扱説明書
保証:18ヶ月

Anker PowerCore Magnetic 5000のすごいところ

Anker PowerCore Magnetic 5000のすごいと思うところをご紹介します。

マグネットによりケーブルレスで充電ができる

マグネット

iPhone 12にはMagSafeという仕組みが採用されており、iphone12の背面には磁石が搭載されています。Anker PowerCore Magnetic 5000では、マグネットでスマホとくっつけることができるため、ケーブルなしでもモバイル充電することが可能です。

さらに、MagSafe対応ケースを使えば、ケースの上からでもマグネット装着することも。

ケーブル要らずで充電しながらiphone12を操作できるため、旅行先でのバッテリー切れを心配する必要もなくなります。

Ankerのモバイルバッテリーに比べてコンパクトで軽量

大きさ

通常のAnkerのモバイルバッテリーAnker PowerCore Fusion 5000と大きさを比較した画像がこちら。縦幅はMagnetic 5000のほうが長いですね。Magnetic 5000はだいたいクレジットカードほどのサイズ感です。

厚み

ただ、厚みにはかなり差があります。Fusion 5000の厚みが31mmで、Magnetic 5000の厚みが16mmですので、厚みには倍近い差があることがわかります。

重量もFusion 5000が189gで、Magnetic 5000が133gですので、Magnetic 5000のほうが三分の一ちかく軽いです。

実際にiphoneにつけてみても重さも特に気なりませんし、そんなに邪魔くささは感じないですね。パンツのポケットに入れるとさすがにかさばりますが、持ち運ぶという点では旅行にぴったりです。

振っても全然落ちない

マグネットの強さがどれくらなのか試してみた動画がこちら。

強く振りすぎるとさすがに外れますが、けっこう強めにふっても落ちません。これぐらいの磁石の強度があれば、気づいたらモバイルバッテリーが無くなっていた…なんてこともなさそうです。

充電しながら撮影できる

装着

旅行での使用を考えた際に最大の魅力となるのが、充電しながら撮影ができるという点。

バッテリーを装着してもバッテリーが画角に映りません。

また、バッテリーの厚みが薄いため、「スマホが持ちづらく撮影するのが難しい・・・」なんてことも個人的には感じませんでした。片手でなんなく持てるサイズ感ですよ。

スマートなデザイン

スマートなデザイン

さすがAnkerといったところですね。

デザインがダサいと外では付ける気にもならないですが、老若男女だれもが使いやすように、ミニマルでシンプルなデザインに設計されています。

Type Cケーブルで有線による充電もできる

Type Cのケーブル

付属のType Cケーブルを使って有線で充電することも可能です。

有線を使えば、iphone12ではないアンドロイドなどのスマホの充電もできます。また、ワイヤレスよりも有線のほうが早く充電することができるので、電池が足りなくなってきた時には有線で、ワイヤレスと有線で使い分けたりすることもできます。

バッテリー充電中にスマホも充電可能

バッテリー充電

バッテリーをケーブルで充電している最中でも、iphone12を充電することが可能です。充電中のバッテリーにスマホをのせるだけ。

Anker PowerCore Magnetic 5000の使い方

使い方は簡単。

充電のマークが付いた方(赤丸部分)をiphone背面のアップルマーク付近にくっつけるだけ。マグネットが”カチャ”とくっつきます。

ちゃんとくっつければ、iphone画面右上のマークが充電中に切り替わります。

充電されないという方は、モバイルバッテリーの電源が入っていないと思われます。

バッテリー側面の左側にある電源ボタンを押してみてください。バッテリーが充電されていれば、右側の青いボタンが点滅します。

もし電源が入らないという方はバッテリーを充電しましょう。

Type Cケーブルで充電機と接続すると充電できます。

白ライトが充電のメーターを表していて、4段階式で充電量を確認できます。

Anker PowerCore Magnetic 5000のデメリット

最後に、Anker PowerCore Magnetic 5000のデメリットを見ていきましょう。

iphone12シリーズ以外は非対応

アンドロイド

Magsafeを搭載しているiphone12以外は非対応となっています。

マグネットがこの商品の最大の利点であるため、iphone12以外の機種でも充電できるとはいえ、使い勝手が悪くオススメできません。

MagSafe対応ケース以外は非対応

ほとんどの方がiphone12 にスマホケースをつけていると思いますが、なんとMagSafe対応ケース以外は非対応となっています。ケースの上からだと、マグネットもつきませんし、充電もできません。

ですので、MagSafe非対応のケースを使っている方はMagSafe対応ケースをあわせて購入しましょう。

MagSafe対応ケースはこちら。

スマホが満タンに充電されない

5000mAh

電池容量が5000mAhと少ないです。

そのため、モバイルバッテリーをマックスまで充電したとしても、iphone12を100%まで充電することができません。Ankerによると、約3時間で最大96%までとのこと。

バッテリーがコンパクトな分、バッテリーの容量が少ないというのはしょうがないところです。

ワイヤレス出力が5Wと低速

ワイヤレス出力が5wなので、充電スピードが遅いです。急いで充電したい時には不向きと言えます。

なお、有線での充電速度は10wです。ワイヤレスで充電するよりは早いですが、PCなどを充電するにはもの足りません。また、有線と無線の二台同時の充電もできません。

Qi対応その他のモバイルバッテリー

iphone12以外のアイフォンユーザーやAndroidユーザーも多いはず。

残念ながら、マグネット式のモバイルバッテリーはおそらくありません。というのも、スマホ自体に磁石が搭載されていないため。

Qi(ワイヤレス充電)対応スマートフォンであれば、ワイヤレスのモバイルバッテリーで充電することが可能です。

ワイヤレス充電(Qi)に対応している機種一覧については、こちらのサイトにまとまっています。

ワイヤレス充電(Qi)に対応している機種一覧

マグネットじゃないですが、Anker PowerCore Magnetic 5000より性能が高いワイヤレスモバイルバッテリーも多いです。

Anker PowerCore Magnetic 5000まとめ

ワイヤレスでマグネット式というのは本当に画期的だと思います。このAnker PowerCore Magnetic 5000ですが、売れすぎで品薄状態みたいです。

アマゾンでも入荷待ちになっていることがありますので、興味がある方は早めに手に入れてみてくださいね。きっと旅行を快適にしてくれますよ。

この記事の監修者

ろーむ旅

旅行系YouTuber。
国内外の旅行スポットを配信中。
2022年には国内および中南米の様子をお届け。