海外旅行で帰国前にコロナ感染するとこうなる…実体験あり

海外旅行で帰国前にコロナに感染するとこうなる...実体験あり海外旅行

コロナウイルスが蔓延してから、ずいぶん時間が経ちました。ワクチン摂取が一段落したこともあり、そろそろ家族や友達と海外旅行にいこうと考えている方も多いかもしれません。

ただ、海外旅行で気になるのが、帰国前にコロナに感染したらどうなるのかということ。

日本へ帰国するにはPCR検査が必須なので、コロナにかかると帰国ができません。

海外では日本のようにマスクをしている人が少ないので、コロナにかかる可能性は十分にあります。むしろ、日本にいるときより、コロナに感染する確率は高いといえます。

そうすると知っておきたいことは、コロナに感染した場合はどうしなければいけないのかということです。

本記事では実体験をもとに、コロナに感染するとどうなるのか、どう対処すべきなのか、実体験をふまえて具体的な内容を紹介します。

事前に心構えをしておくことで、もし海外でコロナにかかっても慌てずに対処することができますよ。

搭乗72時間以内のPCR検査が必要

PCR

日本に帰国するためには、現地でPCR検査を受ける必要があります。

飛行機搭乗前の72時間以内(3日以内)に、認められた検査期間でPCRテストを受ける必要があります。

有効な検査方法については、厚生労働省の【水際対策】出国前検査証明書に記述があるので、確認しておきましょう。

検査証明書がなければ、現地で飛行機には搭乗できません。

なお、RT-PCRの場合、結果が出るのに24時間ほどかかる場合があります。搭乗前に結果が出なかった…なんてことにならないように、余裕を持って検査を受けるようにしてください。

コロナに感染するとこうなる

では、PCR検査で陽性になるとどうなるのか。以下のようなことが考えられます。

  • 帰国できなくなる
  • リスケジュールが必要になる
  • スケジュールが大きく狂う
  • 自主隔離が必要になる
  • 追加の旅費が必要になる

一つずつ確認してみましょう。

帰国できなくなる

前述のとおり、PCRテストで陽性になると、飛行機に搭乗ができなくなります。つまり、帰国ができなくなるということです。

陽性になった場合は、いかなるケースにおいても搭乗ができません。

リスケジュールが必要になる

帰国できなくなるということは、リスケジュールが必要になります。

帰国後の予定をすべて確認のうえ、各所にリスケの連絡をいれなくてはいけません。

スケジュールが大きく狂う

リスケジュールに関連しますが、基本的には陰性になるまで帰国することができません。

いつ帰国できるかがわからないため、スケジュールをずらずといったことも一苦労です。

自主隔離が必要になる

これは国によって対策が異なりますが、コロナに感染したことが判明した以上は、おそらくほとんどの国では隔離が必要になります。

強制隔離となる国も一部あるかもしれませんが、多くの国では自主隔離になるかと思います。

自主的とはいえ隔離になりますので、好き放題に外を出回ったりすることは控える必要があります。

追加の旅費が必要になる

帰れなくなるということは、現地の宿泊代や食費、医療費などの追加費用が必要になります。

お金がない…ということにならないよう注意しましょう。

コロナになったらやること

リスト

では、コロナにかかったら具体的にどうすればよいのでしょうか。

以下の対応を行いましょう。

  • 大使館に対応方法を確認
  • ホテルの予約
  • 航空券のキャンセルまたは延期
  • 保険会社へ連絡
  • 病院で診察

大使館に対応方法を確認

まずは旅行先の国にある日本大使館、あるいは、日本領事館に電話で確認を入れてみましょう。

滞在している街から一番近いところに連絡するのが良いかと思います。グーグルやGoogleマップで検索すれば、近場の大使館は確認できます。

休日は大使館も休みですが、緊急の場合は現地の大使の携帯電話に連絡が転送されるようになっています。症状が悪かったり、対応方法がわからない場合は、緊急で確認してみましょう。

緊急ではない方は、休日があけた月曜日に大使館に連絡するようにしてください。

コロンビアを出国して帰国なさるところ、新型コロナウイルスの検査において陽性との結果を6月11日(土)に受け、現在宿泊所にて自主隔離をなさっていると伺いました。

コロンビアの防疫措置では、陽性との検査結果を受けた次の日を1日目として、計7日間の自主隔離が求められ、その間は外出をしないことが要請されていますので、ご注意ください。

こちらは、帰国前にコロンビアでコロナに感染した際、私がコロンビア大使館に指示を仰いだ際のメールでのやりとりの一部です。

このように大使館に対応方法を確認し、それに従うようにしましょう。

なお、大使館と領事館の違いについては、以下の記事に詳しくまとめています。

ホテルの予約

隔離が必要になりますので、追加日数分のホテルの予約をしましょう。

コロナウイルスの発症期間は7~10日程度と言われています。スケジュールに余裕があるのであれば、1週間などまとめてホテル予約するのが楽です。

一刻も早く帰りたい方は、2、3日ごとにホテルを予約延長するとよいでしょう。ただ、コロナに感染している以上、ホテルを転々とすることはできるだけ控えるべきです。

ギリギリまで粘った結果、ホテルの部屋が空いてなかった…なんてことにならないように注意してください。

航空券のキャンセルまたは延期

PCR検査でポジティブ判定が出た時点で、航空券はキャンセルまたは延期してください。

航空会社によっては、手数料が発生する場合がありますが、こればかりはどうしようもありません。

コロナ罹患後、1週間後には陰性になっているケースがほとんどです。ですので、航空券の日程変更ができる場合は、ひとまず1週間後のチケットを確保しておきましょう。あまりにギリギリだと、チケットが予約できない可能性もあります。

なお、JALはキャンセル手数料がかかりますが、現時点でユナイテッド航空は航空券のキャンセルおよび延期が無料です。

現地でコロナに感染する可能性を踏まえ、航空券の値段だけでなく、ャンセルや日程変更が無料でできるのかなどの規定も加味して、チケットを買うことをオススメします。

保険会社へ連絡

海外旅行保険に入っている方は、コロナが陽性になった時点で、保険会社へ電話してみましょう。国際通話は料金が格安のskypeを利用するのがオススメ。

保険を適用するために、どのような書類や手続きが必要かを確認しておきます。

病院で診察

症状がひどい場合には、現地の病院で診察を受けましょう。海外旅行保険に入っている場合は、保険会社に現地にある病院を紹介してもらってください。

保険に入っていない方は、ホテルのフロントにオススメの病院を聞いてみてください。国によっては診察料が無料の病院もあります。

自主隔離について

自主隔離することになった場合は、現地での生活はどうなるのでしょうか。コロンビアでの実体験をもとに紹介します。国によっては内容が異なると思いますので、詳細は大使館に確認してください。

基本的に外出禁止

基本的には外出禁止です。ホテルで自主隔離することになるので、引きこもり同然の生活を送ることになります。

時間を持て余すことになるので、暇つぶしとして、パソコンやスマホから動画などを視聴できるようにしておきましょう。

ただ、海外からだと、Tverアマゾンプライムなどのコンテンツを視聴することができません。そのため、VPNを契約するのがオススメです。

VPNとはVirtual private networkの訳です。詳しくは説明しませんがVPNを契約することで、海外からでも上記のようなコンテンツを視聴できるようになります。

VPNはいろいろありますが、Express VPNがオススメです。月額料金は12.95USDです。無料のVPNはセキュリティに問題があるので、利用するのはやめましょう。

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フードデリバリーが便利

外出を控えなければいけないということで、フードデリバリーを利用するのがオススメです。実際に大使館の方にもフードデリバリーをオススメされました。

日本ではUber Eatsや出前館などが有名ですよね。一度は利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。

Uber Eatsが盛んな国もあるますし、別のフードデリバリーが流行っている国もあります。インフラが整っていない一部の国にはないかもしれませんが、たいていの国にはデリバリーサービスがあるので利用しましょう。

実際のところ外出できる

コロンビアでは、スマホで位置情報を共有したり、電話で場所を聞かれたりすることはありませんでした。

つまり、自由に外出したりすることができる状態でした。実際私が宿泊していたホテルにも、コロナにかかったことは報告していませんし、誰も知らなかったのではないかと思います。

ただ、「検査機関側から検査結果を国に報告する義務がある」ようなことは、検査結果に記載されていたので、念のためにも外出はしないようにしたほうが無難です。

そもそも国によっては外出もできません。実際にフィリピンでの隔離期間中は、ホテルから外出はできませんでした。

コロナから回復しないときは

コロナの発症期間は7~10日ほどですが、しばらく陽性から陰性にならない方もいるようです。

症状がすでに治っているのに陰性にならないという方は、大使館に相談してみましょう。

  1. 新型コロナウイルス感染症から回復後であることを証明する医療機関等の診断書
  2. 出発予定日から概ね2週間前に受検した検査結果が陽性である旨を示す検査証明書
  3. 旅券の人定事項欄(写真と名前のあるページ)
  4. 日本へ急ぎ帰国しなければならない事情

上記の項目を取り揃えることで、症状がすでにない場合は、陽性でも帰国できる可能性があります

急ぎの用事がある方は、帰国する方法がないか大使館に問い合わせてみてください。

コロナ対策として保険に入っておく

万が一のことを考えて、海外旅行保険には必ず入っておきましょう

海外旅行保険は主に以下の2つです。

  • クレジットカードの付帯保険
  • 海外旅行保険

クレジットカードの付帯保険

一部のクレジットカードでは、海外旅行保険が付帯しています。

クレジットカードに付帯する保険には、以下の2種類があります。

  • 利用付帯(出国前、あるいは、現地で公の交通機関を利用することで保険が適用される)
  • 自動付帯(海外旅行にカードを持っていくだけで自動的に保険が適用される)

詳細は割愛しますが、ちゃんと保険が適用されるようにするため、出国前にしっかり確認しておきましょう。

コロナの治療という点に限って言えば、基本的にはクレジットカードの付帯保険だけで諸費用はカバーできるはずです。ただし、コロナ治療が対応しているかはカードによって異なるので、事前に規約を確認するようにしてください。

海外旅行保険

海外旅行保険が付帯したクレジットカードを持っていない人、あるいは、クレジットカードに付帯した海外旅行保険だけでは心配な人は、別途、海外旅行保険に入っておきましょう。

有名なのは、損害保険ジャパンの海外旅行保険「新・海外旅行保険【off(オフ)】」です。

保険で補償されるもの

買い物

コロナに罹患した場合の補償範囲は、保険会社によってマチマチかと思います。

新・海外旅行保険【off(オフ)】の場合は、以下の諸費用が補償されます(ケースバイケース)。

ホテル代

コロナが陽性になったことにより、追加で宿泊することになったホテル代は保険でカバーされます。

ただし、新・海外旅行保険【off(オフ)】の場合は、

  • ホテルのランクが3つ星以下
  • シングルルーム(シングルルームがなければ一番安い部屋)

上記の2点が保険適用のための必須条件となります。

診察代

病院で診察費用および薬代、入院費なども保険で適用されます。

ただし、30万円以上の高額医療の場合は診断書原本の提出が必要です。

交通費

病院などに行くための往復の交通費も保険対象です。

PCR検査費用

PCR検査費用は保険対象です。

陽性判定がでてから、陰性判定がでるまでのすべての検査費用が補填されます。

ただし、毎日検査した場合など、行き過ぎたケースでは費用がでないこともあるようなので注意してください。

身の回り品購入費

寝巻き、下着、シャンプーやスリッパなど、身の回り品は保険の対象です。

ご飯代などの生活費は対象外となります。

国際電話等通信費

隔離により発生した国際通話代が対象となります。ただし、身の回り品購入費と国際電話等通信費の合算は20万円が限度です。

前述のskypeを利用すれば、通話代は数百円で済むので、20万円を超えることはまずありません。

航空券の差額

航空券をキャンセルや日程変更したことにより、追加で支払うことになった費用は補償対象です。

マイルで払っていた場合でも、予約変更により追加のマイル数が必要になった場合は、現金換算した上で差額分が補填されます。

日本帰国後の診察費

コロナウイルスは後遺症が長く続くことが指摘されています。

コロナ陽性から180日以内であれば、日本での診察費なども補償されます。

領収書や診断書は取っておく

保険適用のためには、領収書の提出が必須です。ですので、現地で受け取った領収書やレシートはすべて取っておきましょう

コロナ対策

コロナに感染すると困る! という方は、現地でも日本と同じように徹底的なコロナ感染対策をしましょう。

マスクと手洗い

マスクと手洗いは、感染対策の基本中の基本であり、最大の防御です。

海外では周りの人がマスクをしていないため、つい自分まで開放的になりがち。周りに左右されず、マスクと手洗いを徹底しましょう。

ワクチン摂取

コロナが陽性になるかどうかは、ワクチン摂取が影響するわけではありません。しかしながら、ワクチン接種は重症化しないという点で大きなメリットがあります。

海外で重症化すると、高額な治療費が請求される可能性があります。ですので、できるだけワクチンは摂取した上で、海外旅行にでかけましょう。

スケジュールには余裕をもつこと

以上、海外旅行で帰国前にコロナに感染するとどうなるのかを解説しました。

実際にPCR検査で陽性となり、飛行機は直前キャンセル、帰国日を1週間以上延期しました。

その経験上言えることは、とにかく帰国予定日から1週間は余計なスケジュールをいれないことです。コロナウイルスは感染力が強いという事実があるので、もはやコロナウイルスにかかる前提で行くぐらいの気持ちは持っておきましょう。

また、PCRテストは飛行機搭乗時間の72時間以内に受ける必要がありますが、PCRはできるだけ早めに受けといたほうがあたふたせずによいと思いました。空港に着いてから陽性の結果が出たなんてことになれば、てんやわんやすることは目に見えています。

これから海外旅行にいく方はぜひ参考にしてください。