旅行に行くのはいくつになっても楽しみですよね。観光はもちろん、サーフィンしたり、スノボーしたりと、旅行の楽しみ方は人によっていろいろです。
ただ、旅行で注意したいのは、大きな事故やケガにあってしまうこと。
病院で治療を受けると、診察費、手術費、通院費、入院費など、膨大な費用がかかることがあります。最悪の場合、死亡や障害が残ってしまうなんてことも。
でも旅行する前からそんなことばかり気にしていたら旅行が楽しくなくなってしまいます。
そんな時にオススメなのが、旅行で万が一の事故や怪我があった際に、入院費などを補償してくれる旅行保険です。
ということで、国内旅行におすすめの保険会社をご紹介したいと思います。
国内旅行で保険は入ったほうが良いのか?
国内旅行では保険に入らないという人も多いでしょう。
というのも、海外旅行と異なり、国内では事故などにあう確率が限りなく低いためです。事故や怪我にあった際も、クレジットカードの付帯保険や健康保険でほとんどのことは対処できます。
とはいえ、マリンスポーツやウィンタースポーツ、登山などのアクティビティをするのであれば話は別。大きなケガにつながる可能性があるのであれば保険に入ったほうがいいでしょう。
以下のようなパターンの場合は保険に入ることを前向きに検討しましょう。
・小さなお子さんがいる場合
・高級品を持ち歩く場合
・アクティビティをする場合
保険は1日から加入できるのでお手軽。ただし、保険会社も事故やケガに合いやすいアクティビティは保険の対象外にしていたり、保険料が高く設定されていることがあるので注意です。
また、スポーツだけでなく、小さいお子さんがいると事故にあう確率が高くなったり、ホテルのものを壊したりしてしまったりする場合もあります。
つまり、年齢、人数、内容、地域など、旅行全体の要素によって判断すべきであり、保険に入るべきかどうかはケースバイケースと言えます。
健康保険に入っていないという方は必ず入りましょう。なにかしらの事情により入れないのであれば、保険は必ずかけるべき。
国内旅行の保険の選び方
旅行保険に入るのであれば、以下の点をもとに加入する保険プランを決めてください。
・補償範囲
・補償金額
・対象年齢
・加入方法
ではそれぞれの項目について解説していきます。
料金
まずは料金です。
保険はひとりあたり1日数百円の保険が大半です。安いと1日100円、高いと1000円以上というケースもあります。
基本的にはセットプランがいくつか用意されているので、自分の用途に合ったプランを選びましょう。
補償範囲
保険プランを決めるときに最も重要なのが補償範囲です。
補償範囲は「死亡・後遺障害」、「入院」、「手術」、「通院」、「個人賠償責任」、「携行品損害」、「救援者費用」などに分かれています。
前にも記載しましたが、マリンスポーツなどのケガをしやすいアクティビティは補償範囲外となっている場合がありますので、「補償範囲」+「注意事項」をちゃんと読むようにしましょう。
補償金額
補償範囲はカバーできても補償金額が少なければ意味がありません。
保険料が高くなるほど補償金額も高くなります。
万が一のことを想定し、補償金額でカバーできるかどうかを考えておきましょう。
対象年齢
保険によって、加入できる対象年齢が設定されています。
たとえば、18歳未満や70歳以上は加入不可など。もちろん、年齢制限なしの保険もあります。
保険会社によってバラバラなので、こちらもあわせて確認してください。
手続き方法
手続き方法もあわせて確認しましょう。
旅行会社や保険会社の窓口でしか対応していなかったり、逆にオンラインでしか対応していない場合もあります。
クレジットカードの付帯保険でカバーできる?
まず、クレジットカードの保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
「自動付帯」とは、カードを持っているだけで適用される保険のこと。
「利用付帯」とは、カードで旅費を決済した場合のみ適用される保険のこと。
クレジットカードごとに異なりますので、自動付帯なのか利用付帯なのかを事前に確認しておきましょう。
利用付帯が適用されるケース
利用付帯では旅費をカードで決済する必要があるわけですが、旅費であればなんでもよいというわけではありませんので注意が必要です。
利用付帯の対象となるのは以下のようなケース。
・宿代の支払い
・自宅から空港または旅行先までの交通費(電車、バス、タクシー)
・旅行先での交通費※カード会社によっては対象外
注意点として、日帰り旅行での利用は基本的に利用付帯の対象外です。
宿泊する場合のみ適用されるということは覚えておきましょう!
また、ガソリン代やレンタカー代も対象外です。あくまで公共交通機関を利用した場合のみ保険が適用されます。
さらに、suicaやpasmoなどの電子マネーへのチャージも基本的には対象外ですので注意しましょう(カードによってはOK)!
クレジットカード付帯保険の補償範囲
これもまた注意点ですが、付帯保険の補償範囲は、ケガや事故にあった際の傷害治療費用が対象外というケースも多々あります。死亡や後遺障害のみ補償対象というパターンです。
ですので、各クレジレットカードの補償範囲と補償金額、そして、注意事項をしっかりと読んでおくようにしましょう!ケガをして申請しようとしたら対象外だった、、、なんてことにならないようにしてください。
クレジット―カードの保険は注意事項が多いので、確認するのが面倒!という方は旅行保険に入っておくというのも手かと思います。
国内旅行にオススメの保険6選
国内旅行にオススメの保険を6選ご紹介します。初回する料金や補償については1人1泊の最安プランを元に記載しています。
ご自身の用途によって選んでみてください。
国内旅行保険|au損保
auユーザー以外も加入できる旅行保険。日帰りでの利用もできるのでお手軽。補償範囲も広くカバーしてくれます。
全部で3プランあり、アップグレード可能です。
料金 | 262円 |
補償範囲 | 死亡・後遺障害、入院、手術、通院、個人賠償責任、救援者費用 |
補償金額 | 死亡・後遺障害500万円、入院1日につき4,000円、手術2万円または4万円、通院1日につき1,000円、個人賠償責任5,000万円、救援者費用200万円 |
対象年齢 | ~74歳まで |
加入方法 | オンライン |
備考 | – |
HP | au損保 |
トラベルアシスト(国内旅行傷害保険)|楽天損保
楽天の旅行保険。当日予約および日帰りでも予約可能。
料金はなんと1日100円から。とりあえず保険に入っておきたいという人にオススメ。
料金 | 100円 |
補償範囲 | 死亡・後遺障害、入院、手術、救援者費用 |
補償金額 | 死亡・後遺障害200万円、入院1日につき2,000円、救援者費用120万円 |
対象年齢 | ~69才まで |
加入方法 | オンライン |
備考 | – |
HP | トラベルアシスト |
国内旅行傷害保険 | 東京海上日動火災
東京海上日動火災の旅行保険。日帰り旅行も対象。
ベーシックプランのほかに、オプションで賠償責任、携行品損害、救援者費用、航空機欠航・着陸地変更費用を追加することができます。
セットプランは賠償責任、携行品損害、救援者費もついて最安1日1000円からですが、セットではなく、個別に必要な項目のみを申し込むことも可能です。
対象年齢の制限はありません。
料金 | 1,000円 |
補償範囲 | 死亡・後遺障害、入院、手術、通院、賠償責任、携行品損害、救援者費用 |
補償金額 | 死亡・後遺障害839万円、入院9,000円、手術(入院保険金日額の10倍または5倍)、通院5,000円、賠償責任3,000万円、携行品損害30万円、救援者費用150万円 |
対象年齢 | なし |
加入方法 | 代理店 |
備考 | – |
HP | 国内旅行傷害保険 |
国内旅行総合保険|エイチ・エス損保
手厚い保険プランながら、料金は1泊2日で410円とお手頃。日帰りでの利用も可能。
当日までネットで簡単に予約できます。
料金 | 410円(日帰り400円) |
補償範囲 | 死亡・後遺障害、入院、手術、通院、賠償責任、救援者費用 |
補償金額 | 死亡・後遺障害500万円、入院5,000円、手術5万円、通院1,500円、賠償責任3,000万円、救援者費用200万円 |
対象年齢 | 70才まで |
加入方法 | オンライン |
備考 | – |
HP | 国内旅行総合保険 |
国内旅行傷害保険|三井住友海上
三井住友海上が販売する国内旅行傷害保険。4つのセットプランより希望のプランを選べます。
賠償責任、携行品損害、救援者費用等が追加されたプランの最安は800円です。
日帰りは不可。
料金 | 500円 |
補償範囲 | 死亡・後遺障害、入院、手術、通院、賠償責任、救援者費用 |
補償金額 | 死亡・後遺障害980万円、入院8,000円、手術(入院保険金日額の10倍または5倍)、通院4,500円 |
対象年齢 | なし |
加入方法 | 代理店 |
備考 | – |
HP | 国内旅行傷害保険 |
国内旅行総合保険 | 損保ジャパン
損保ジャパンの国内旅行総合保険。
4つのプランより希望のプランを選べます。保険期間が最長1カ月まで対応しているので、長期旅行に最適。
留守時の盗難に対応する留守宅家財盗難補償特約をオプションで設定可能。
日帰りにも対応しています。
まとめ
以上、国内旅行にオススメの保険をご紹介しました。
保険の料金もそこまで高くないので、サーフィンなどのアクティビティをするなら入るのがオススメです。
料金に大きな差はありませんが、保険会社によって補償対象範囲と補償金額が異なるので、自分の好みで選ぶようにしてください。