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無印良品の足なり直角靴下が最強すぎた!

無印良品の足なり直角靴下 持ち物

以前テレビで紹介されていて、それ以来ずっと気になっていた無印良品の足なり直角靴下。

ようやく足なり直角靴下を購入したので、早速レビューしたいと思います!

一度これを履いたら、もう元の靴下には戻れない・・・

90° 足なり直角靴下 | 無印良品
ひとのかかとは直角。だから、かかとを90°に編みたてました。一般的な靴下は120°でできています。わずか30°の差から生まれる心地良さを、多くの人に届けたい。そんな思いから直角靴下の開発がはじまり、⻑い年月をかけて研究と改良を続けてきました...

無印良品の足なり直角靴下とは?

無印良品の足なり直角靴下

実はですね、無印良品のほぼすべての靴下というのは、かかと部分が90度になっています。上の写真を見ても一目瞭然。かかとが直角になっているのがわかると思います。

普通の靴下というのは120度の角度になっていることが多いです。120度になっている理由は2つ。

1つ目は、工業化(効率化)

もともと靴下は手編みでしたが、16世紀後半に靴下編機が発明されました。これにより手編みの6倍のスピードで靴下を生産できるようになります。

そして、かかとの角度を90度ではなく120度にすることにより編機の針数を少なくすることができ、一足に対する編む時間を短縮しています(直角靴下を編むには120度の靴下より時間がかかるということ)。

2つ目は、見栄え

店頭に靴下を陳列する際、靴下は半分に畳まれることが多いのですが、半分に折りたたんだ時にきれいに見えるということから120度に設定されています。

つまり、生産の効率性や陳列時の美しさにより、120度になっているということですね。

120度ソックスが当たり前の中、無印良品はシンプルにかかとが直角の靴下のほうが履きやすいという観点から、かかとが90度のソックスの製造を試みます。

当時は90度で靴下を編める編機がなかったのですが、無印良品が編み機を改造して90度で編める編み機を試行錯誤のうえ開発。

そして2006年11月、ついに「足なり直角靴下」と銘打った直角ソックスが発売されました。発売当時はたったの3種類しかなかったのですが、現在の靴下はほぼすべてが直角です。

足なり直角靴下のメリット3つ

では、具体的に足なり直角靴下のどこがすごいのか?

これは実際に履いてみた人にしかわからないポイントだと思いますので、私が感じたことをそのままご紹介します。

足首に負担がかからない

無印良品の足なり直角靴下
かかと部分が90度

まずもっとも感動したことが、靴下を履いたときに足首に負担が一切かからないということ。

ふだん120度の靴下を履いているときには、足首に負担がかかっているなんてことは感じたことが一度もなかったのですが、この直角靴下を履いた瞬間に、「あ、足がかるい!」そんな感覚を覚えました

実際には重量に変わりはないので、軽いというよりは楽というほうが正しい表現かもしれません。ただ私が感じたのはなんか軽いなという感覚でした。

そしてその時に、普段履いている靴下は足首に負担がかかっていたんだなと初めて気づいたですよ。

一度直角ソックスを履いてしまうと、120度のソックスを履いたときに正直足首への負担を感じるようになりました。

靴下がずれ落ちない

歩いているうちに靴下がつま先のほうにずれてしまった!そんな経験ありませんか?

靴下がずれると。歩くたびに靴下がずれていくのが感覚でわかるので、かなりストレスがたまります。また、靴下がずれたらいちいち履きなおさないといけないので、かなり面倒。

これは120度の靴下を、足首の90度の角度に無理やり曲げていることが原因。無理やりまげているということは、靴下に30度分の負荷がかかっている状態です。靴下は本来の120度の角度へ戻ろうとするので、歩いているうちにずれてしまうことがあるんですね。

かかと90度の直角靴下であれば。この問題がほぼ起こりません。というのも、かかとの部分で靴下が固定されるているため。

ふくらはぎを締めつけない

前述のとおり、歩いていると靴下がずれ落ちていくという問題があるため、ずれ落ちを減らすために、靴下の根元部分には、伸縮性がきつめのリブ素材が使われていることが多いです。

無印良品の足なり直角靴下
締めつけがほとんどない

靴下を履いたときにふくらはぎ部部に締め付け感を感じたことがある人も多いと思います。

直角靴下であれば、歩いている最中も靴下がずれ落ちることがほとんどないため、根元のゴムをきつくする必要がありません。

そのため、無印良品の直角靴下のリブ部分はゴムがかなり弱めに作られています。

バリエーションが豊富

足なり直角靴下はバリエーションが豊富です。

丈の長さは、

・レギュラーソックス
・ショートソックス
・スニーカーイン
・フットカバー

の4種類。

スーニーカーインタイプとフットカバータイプについては、無印以外の商品も足首の角度が90度に近いものになっていることがほとんど。ただ、無印良品の直角靴下はずれ落ちないように工夫はされています。

サイズについては、

・紳士
・婦人
・キッズ
・ベビー

の4種類展開となっています(すべての商品が4サイズ展開ではありません)。

柄はシンプルなものしかありませんが、無地やボーダー、チェック柄などがあり、カラー展開も豊富です。ムラ糸を使っているものもあり、どなたも自分好みの表情のあるソックスが見つかるはず。

価格が安い

直角靴下を作るハードルは高く、簡単に作れるものでもなかったところを、企業努力によって編機での生産を可能にした足なり直角靴下。それにも関わらず、1足の価格が税込230円(*商品によって異なります)というびっくり価格!

ユニクロのソックスでも安いもので290円ですからね。いかに安い価格が設定されているかおわかりいただけるかと思います。

旅行好きにはぜひ試してもらいたい!

以上、無印良品の足なり直角靴下をご紹介しました!

足への負担が少なくなるということは、歩いても疲れが溜まりづらくなるということ。

移動の多い旅行にはうってつけの靴下だと思います。

値段もお手頃なので、ぜひ一度騙されたと思って直角靴下を試してみてください!

90° 足なり直角靴下 | 無印良品
ひとのかかとは直角。だから、かかとを90°に編みたてました。一般的な靴下は120°でできています。わずか30°の差から生まれる心地良さを、多くの人に届けたい。そんな思いから直角靴下の開発がはじまり、⻑い年月をかけて研究と改良を続けてきました...