バックパッカーとして長期旅行に出る時に気になるのが、現地での洗濯の方法です。
結論を言うと、多くのバックパッカーは少ない服を現地で洗濯して使い回します。
今回はバックパッカーとしての経験をふまえて、現地での洗濯方法3つと必要な道具について紹介します。なお、洗濯方法は男女ともに基本的に同じです。
バックパッカーの洗濯方法3選
バックパッカーの洗濯方法は以下の3つです。国内旅行、海外旅行でも変わりません。
- ホテルのランドリーサービスを利用する
- コインランドリーを利用する
- 自分で洗濯する
ホテルのランドリーサービスを利用する
ホテルのランクが3つ星、あるいは、4つ星以上のホテルには、ランドリーサービスが付いているケースが多いです。
ホテルのランドリーサービスとは、ホテルのクリーニングサービスのこと。ホテル側で洗濯物の回収、および、洗濯までしてくれます。
部屋にランドリーサービスを依頼する紙が用意されているので、必要事項を記入し、衣類とともにスタッフに提出するだけ。
お手軽なのでできるなら利用したいサービスですが、ランドリーサービスは服1着ごとに料金がかかるシステムのため、料金が高いことが難点。
そのため、疲れている時やグレードの高いホテルに泊まった時など、時より利用してみるのがオススメです。
コインランドリーを利用する
どこの国にもコインランドリーサービスが存在します。
種類は以下の2つ。
- コインランドリー
- クリーニング
日本の昔ながらのコインランドリーのように、コインを投入して洗濯するコインランドリーもありますし、クリーニングのように衣類を預けて支払いを済ませるだけのサービスもあります。
ただ、海外ではコインランドリーサービスとクリーニングサービスが明確に分かれていないことがほとんどです。
実際に現地に行ってみないとわからないので、Googleマップや現地の人に聞くなどして、ランドリーを探しましょう。
ホテルのランドリーサービスよりは安いですが、1回につき数百円かかります。
自分で洗濯する
自分で洗濯するのは、バックパッカーで最も利用者が多いと思います。
ホテルの洗面台に栓が付いていれば、栓を閉めて水をためてから、洗剤をいれて手を使って服を洗うだけ。洗ったらその場で服をしぼり、ハンガーにかけて終了です。
水と洗剤さえあればできるので、お手軽です。料金もかかりません。
その日着たものを洗えば良いので、洗濯物がたまらないのもいいところ。
毎日服を洗うようにすれば、持っていく服を2〜3枚のみにすることも可能です。
バックパッカーの洗濯に必要な道具
バックパッカーが現地で洋服を洗濯する際に必要な道具を紹介します。それは以下の3つ。
- 洗剤
- 防水バッグ
- 洗濯ハンガー
洗剤
自分で洗濯するのであれば、必要になるのが洗剤です。
洗剤としてオススメなのが「洗濯マグちゃん」。
洗濯マグちゃんとは、マグネシウムで洗う洗濯補助用品のこと。
洗濯マグちゃんを衣類と一緒に水道水につけるだけで、水が弱アルカリ水になります。そして、この弱アルカリ性が洋服の皮脂や匂い、汗の汚れを落とします。
洗剤ではないので洗浄力は高くありませんが、1つで300回まで洗えるのでコスパが良いです。
液体ではないので、旅行で持ち運びやすいのもいいところ。
いつもよりしっかり洗いたいときは、洗濯マグちゃんに加えて、ドクターベックマンの「旅行用手洗い洗剤」を追加しましょう。
ジェルのため少ない量でも泡立つので、一本で長く使えます。
もし洗剤がない場合は、ホテルに置いてある石鹸やボディーソープで代用してOKです。
防水バッグ
防水バッグは洗濯物を洗剤につけておくのに使用します。
洗面器で代用することもできますが、排水栓がない場合や汚れていて使いたくない場合もあるので、防水バッグは持っていくことをオススメします。
洗濯ハンガー
洗濯ハンガーも必ず持っていきましょう。
格安宿にはハンガーが1つも置いていないケースが多々あります。また、服を干せるような場所もないことが多いです。洗濯ハンガーさえあれば、基本的にどんな宿でも洗濯物を干すことができます。
洗濯ハンガーの形にはさまざまなタイプがありますが、収納で邪魔にならないストリングタイプのハンガーがオススメです。
自分の旅のスタイルにあった洗濯方法を選ぼう
バックパッカーの洗濯方法について紹介しました。
もちろん、ランドリーサービスを利用して洗濯する方法がもっとも清潔です。ただ、ランドリーを利用するにはお金もかかりますし、見つからない場合もあります。
なにより、ランドリーはある程度、洗濯物をためて使う前提になるので、そもそも服を多めに持って行かなくてはならないというデメリットがあります。
ですので、基本的には自分で手洗いをして、服の汚れや臭いが気になった時にランドリーサービスを利用する方法がオススメです。