一度はホテル暮らしをしてみたい、そう思ってはいませんか。
しかしながら、長期にホテルに滞在することは、ホテル側に迷惑がかかるのではないかという不安もあるかもしれません。
結論として、ホテルの長期滞在がホテル側に迷惑ということはありません。なぜなら、その分の滞在費をちゃんと支払っているからです。
とはいえ、ホテルでの迷惑行為はまた別の話。
ホテルの従業員にとって、どのような行為が迷惑なのかを知っておくことで、ホテル暮らしもしやすくなります。
この記事では、ホテルでの迷惑行為についてまとめました。
ホテル暮らしはマナーを守ろう
ホテル暮らしには、守るべきマナーがあります。
ホテル暮らしをするということは、長期滞在になるということ。マナーが守れない宿泊客はホテル側にとって、迷惑なだけでなく悩みの種となってしまうでしょう。
ホテルに気持ちよく滞在するためにも、マナーをきちんと守るようにしてください。
- 香水やタバコには注意
- 大浴場の使い方に注意
- ペットの連れ込みに注意
- 人の連れ込みに注意
- 通路やロビー、客室で騒がない
- 館内を走らない
- 館内で撮る写真に注意
- ゴミはゴミ箱に入れる
- 備品の損傷は隠さず申告する
香水やタバコには注意
ホテル暮らしでは、香水やタバコに注意しなくてはなりません。あまりに強い香水の匂いは、ほかのお客に迷惑になりますし、ベッドシーツなどにしみこんで従業員も困ってしまうからです。
また、部屋内でのタバコの喫煙は禁止されているホテルがほとんどです。部屋で喫煙をするなら、喫煙可能な部屋を予約しましょう。
禁煙ルームの場合は、ロビーなどに設置された喫煙ルームを使用してください。
大浴場の使い方に注意
最近では旅館だけでなく、ビジネスホテルにも大浴場があります。大浴場は多くの人が利用するので、最低限のマナーを必ず守ってください。
銭湯と同じで、体を流さずに湯船に入るのはNGです。
また、濡れたまま脱衣所に出るのもやめましょう。浴場に小さなタオルを持っていき、浴場から出る際にさっと体をふいて出るようにしてください。
ペットの連れ込みに注意
ホテルによっては、ペットの連れ込みが禁止されているところもあるため、事前の確認が必要です。
また、連れ込みOKなホテルであっても、ほかの宿泊客の迷惑にならないように、廊下などではキャリーケースに入れるなどしてください。
人の連れ込みに注意
ホテルに許可なく、部屋に誰かを連れ込むことは禁止されています。
ホテルで誰かに会う場合は、部屋ではなく、ロビーで会うようにしましょう。
部屋に誰かを呼びたい場合は、フロントに確認のうえ、もう一名分の追加料金を支払います。
なお、ホテルによっては、追加料金の支払い(人の連れ込み)を受け付けてない場合がありますので、事前に確認するようにしてください。
通路やロビー、客室で騒がない
守るべきマナーとは、通路やロビー、客室で騒がないことです。
とくにビジネスホテルは壁が薄く、防音性が低いです。
トラベルになる可能性が高いので、大きな声を出すのは控えましょう。
館内を走らない
館内を走るのはやめましょう。騒音にもなりますし、怪我や物損につながる可能性があります。
とくに子供連れであれば、注意が必要です。
館内で撮る写真に注意
館内で撮るということは、ほかの宿泊客が映り込むこともあります。
自分で見て楽しむ写真であればそこまで問題はありませんが、SNSなどにアップする際には顔をなるべく写さないなどの配慮をしましょう。
ゴミはゴミ箱に入れる
床中にゴミが散らかった状態では、ホテルを清掃する人も困ってしまいます。
ですので、できるだけゴミはゴミ箱に入れるようにしましょう。
備品の損傷は隠さず申告する
備品の損傷は、隠さずに申告することが大切です。「ちょっとかけただけだし」「怒られそうだから」などといった理由で、隠してしまう人も少なくありません。
もちろん、弁償するのが嫌だから、と黙っている人もいます。しかし、備品が損傷していることを隠されてしまうと、ホテル側もあとで同じ部屋に宿泊する人も困ってしまいます。
もし何かを壊してしまったなら、ちょっとしたことでも、すぐにホテル側に伝えるようにしてください。
ホテル暮らしはマナーを守ろう
以上、ホテル暮らしにおける、迷惑行為とマナーについてまとめてみました。
ホテル側や他の宿泊客の迷惑になる行為は避けましょう。
自分がされたら嫌だと思うことはしない。それだけです。
あくまで立場はお互い様ですので、ルールとマナーを守ってホテルを使用してくださいね。