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ロストバゲージとは?対策方法や起きてしまった時の対処法

ロストバゲージとは?対策方法や起きてしまった時の対処法飛行機

出発時に預けた手荷物が、ターンテーブルから出てこず受け取りができないことを、ロストバゲージ(預け入れ手荷物の紛失)と言います。

SITA(国際航空情報通信機構)のレポートによると、2021年の手荷物の処理ミスが1,000人の乗客あたり4.35個だったと報告されています。

2019年は1,000人の乗客あたり5.6個の処理ミスがあり、2007年と比べると77%減少していることから、手荷物の処理ミスは長期的には減少しています。

確率は多くないとはいえ、万が一自分の身に降りかかった時には、焦ってしまいますよね。

そこで今回は、ロストバゲージをどうすれば防げるのか、ロストバゲージに遭ってしまった場合はどう対処するべきかを解説します。

ロストバゲージとディレイドバゲージとは

ロストバゲージとは、預け入れた手荷物が到着地の空港で見当たらず紛失してしまうことですが、後で見つかる場合もあります。

このような、完全に紛失したのではなく、後で見つかり手元に荷物が戻ることを、ディレイドバゲージ(預け入れ手荷物の遅延)と言います。

SITAの2021年のレポートでは、手荷物の処理の71%はディレイドバゲージが占めていると報告されているので、後で見つかり持ち主に戻ることも多いです。

ただし、空港で紛失が発覚した時点では、ディレイドバゲージになるのかわからないため、とりあえずはロストバゲージとして扱うことになります。

ロストバゲージが起きる原因

空港の荷物受け取りターンテーブル

ロストバゲージは、どんなタイミングや原因で起きるのでしょうか。

大きく分けて、荷物を預ける時、積み下ろし時、ターンテーブルで受け取る時の3つのタイミングで発生します。

  • 手荷物を預ける時のタグ発行ミス
  • 荷物積み込み時のミス
  • 到着後に他の人が間違えて持っていく

手荷物を預ける時のタグ発行ミス

搭乗手続き時に荷物を預ける際、タグ発行のミスが起こる可能性があります。

そうすると、誤った飛行機で違う目的地に運ばれてしまいます。

この場合は、本来の目的地に遅れて届くことになるため、ディレイドバゲージになるでしょう。

荷物積み込み時のミス

ロストバゲージの中で一番割合が多いのがこのパターンです。

特に乗り継ぎする場合に発生しやすく、単純な積み替えミスのほか、時間が足りず作業が間に合わないパターンもあります。

到着後に他の人が間違えて持っていく

無事に目的地の空港に届いても、ターンテーブルでほかの乗客に間違えてピックアップされてしまうこともあります。

ロストバゲージ対策7つ

スーツケースを開いて荷造り

完全に防止することは難しいロストバゲージですが、リスクを軽減できる対策を7つご紹介します。

  • スーツケースに貼られている古いタグを取り除く
  • 荷物に2個以上の丈夫なネームタグをつける
  • 貴重品&すぐに必要なものは機内持ち込みをする
  • 乗り継ぎ空港で荷物を預けなおす
  • スケジュールに余裕を持つ
  • スーツケースを撮影&特徴を英訳したメモを準備
  • クレジットカードの補償や海外旅行保険を利用する

スーツケースに貼られている古いタグを取り除く

スーツケースを預ける際、便名などが記載されたタグをスーツケースに貼られます。

過去に手荷物預かりで使用したことがあるスーツケースで、古いタグが残っているものは剥がしておきましょう

荷物に2個以上のネームタグをつける

ネームタグをつけておくと、ロストバゲージの際に連絡がくるスピードや可能性が上がります

また、受け取りのターンテーブルでのピックアップ間違いの防止にもつながるでしょう。

航空会社からもネームタグの支給がありますが、丈夫な素材のものを自分で用意して、2個以上付けておくと安心です。

貴重品&すぐに必要なものは機内持ち込みをする

預け入れる手荷物以外に、通常は制限内の荷物を機内へ持ち込むことができます。

現地ですぐ必要になるものや貴重品は、預け荷物に含めず機内持ち込みの荷物へ入れましょう。

乗り継ぎ空港で荷物を預けなおす

乗り継ぎの航空会社が同じ場合、乗り継ぎの空港で荷物を自動的に積み替えてくれる、スルーチェックインサービスがあります。

乗り継ぎの時間に余裕がある場合、乗り継ぎの空港でいったん荷物を受け取り、再度自分で預けなおすことができます。

預けなおしをする場合は、事前に航空会社に申し出ましょう。

手間も時間もかかりますが、乗り継ぎの荷物の積み替えがロストバゲージのリスクが最も高い部分なので、ロストバゲージを防ぐ効果は高くなります。

スケジュールに余裕を持つ

天候の悪化などの影響で、飛行機は遅延する可能性もあります。

乗り継ぎの時間が短いと、荷物の積み替えが間に合わない場合もあるので、可能なら時間に余裕のあるフライトスケジュールを選びましょう

スーツケースを撮影&特徴を英訳したメモを準備

万が一ロストバゲージになった場合、空港カウンターで紛失した荷物についての詳細を、申請書類に記入します。

外国語に不安がある方は、予めスーツケースのメーカーや特徴などを英訳したメモがあると、処理がスムーズです。

また、英訳したメモと、スーツケース自体もスマホで写真を撮影しておくと安心です。

クレジットカードの補償や海外旅行保険を利用する

航空会社では、ロストバゲージの補償はしますが、ディレイドバゲージの補償がない場合や、十分な補償が受けられない可能性もあります。

補償が付帯するクレジットカードや、海外旅行保険も併せて利用すると安心です。

ロストバゲージが起きてしまった場合の対処

空港の荷物受け取りターンテーブルに流れてくるスーツケース

もしロストバゲージになってしまった場合は、以下の流れになります。

  1. 空港スタッフか、ロストバゲージのカウンターへ相談する
  2. ロストバゲージの申請をし、紛失証明書を発行する
  3. 航空会社からトラベルキットがもらえる場合は受け取る
  4. 現地で必需品を購入した場合、後で請求するためにレシートは保管する
  5. 荷物が見つかった場合は受け取る(滞在先か日本に戻った後)
  6. 補償を請求する

荷物が見つかった時に、滞在先へ届けてくれる場合もありますが、航空会社によっては取りに来るよう指示されます。

補償や荷物の受け取りについて、その場でしっかり確認しておきましょう。

ロストバゲージ防止策と対処法を知って被害を最小限に

空港のエプロンにいる飛行機

以上、ロストバゲージの原因と対処法、遭ってしまった場合の流れをまとめてみました。

母国語が通じず不慣れな海外でのトラブルは、時間のロスだけではなく精神的にも疲れます。

少しでもロストバゲージを回避できる対策をし、いざという時も困らないように準備をしておきましょう。