「旅行を楽しみにしているけど、もし台風が来たらどうなるの?」という不安を抱えている方も多いことでしょう。
そこで今回は、台風による欠航のタイミング、欠航になった場合の対処方法を解説します。
欠航時の対策方法を確認しておくことで、台風で欠航になった場合でも、無駄な出費を抑えることができますよ。
飛行機の欠航はどう決まる?
まず、台風によって飛行機の欠航が決まるタイミングや、欠航が決まるポイントを把握しておくと安心です。
飛行機の欠航が決まるタイミング
欠航が決まるタイミングは、条件によって様々です。2日ぐらい前にわかる場合もあれば、出発の直前に分かる場合もあります。
航空会社によってマニュアルに違いがあり、また横風に対する飛行機への影響や滑走路の状況、台風の進路によっても条件は変わってくるからです。
ただ、基本的には当日に決まると思っておきましょう。
欠航になるポイント
はっきりとした欠航になるポイントはありません。
ただし、離着陸時の空港において横風がとても強い場合や、空港の受け入れ態勢などが整っていないなどの条件があげられます。
風速何メートル以上は飛ばないなどのはっきりした基準はないため、主に機長や各々の航空会社が判断しているようです。
航空会社と空港サイトで状況確認
台風によって影響がある飛行機の欠航や遅延の情報は、利用している航空会社のホームページで最新情報を確認することができます。
離発着時の空港のサイトでも状況を確認できますよ。
慌てずに、最新の情報を確認して次の行動を考えていきましょう。
台風で欠航になった場合
台風で欠航になった場合の対応方法は以下の2つになります。
- 振替便へ変更する
- 返金を受ける
振替便へ変更する
台風で欠航になってしまった場合、振替便への変更が可能です。
チケットの振替に際しての流れや注意点について、説明します。
- 振替便への変更は無料
- 振替手続きの期間
- 振替手続きをする場所
- 振替の際に注意すること
振替便への変更は無料
台風などの悪天候による欠航の場合は、無料で違う便へ変更可能です。
ただし、LCCの場合には振替ができない可能性があるので、各航空会社へ確認しましょう。
振替手続きの期間
チケットの振替手続きは原則、出発予定日から10日以内です。
こちらもLCCなどは違うこともあるので、各航空会社のホームページで確認しておきましょう。
振替手続きをする場所
空港のカウンター、コールセンター、ホームページで手続きすることができます。
欠航になった当日は、コールセンターやホームページなどは回線がつながりにくくなることは覚悟しておきましょう。
また、空港のカウンターも混雑している場合がほとんどです。
振替の際に注意すること
飛行機の振替によって無駄な費用が発生したとしても、宿泊代や交通費、駐車料金などはすべて自己負担になります。
旅行の日程がずれたとしても、ホテル代などは補填されないので注意しましょう。
返金を受ける
次に代替便ではなく、払い戻しを選択する場合の手続きについて説明していきます。
- 払い戻し可能
- 払い戻し期間
払い戻し可能
旅行の予定が立たなくなった場合でも安心してください。
振替便ではなく、払い戻しも可能です。
手数料も無料となります。
ただ、LCCの場合は返金できない可能性があるので、航空会社へ確認してください。
払い戻し期間
払い戻し期間は原則、出発予定日から30日以内です。
こちらもLCCなどの場合は異なることがあるので、航空会社へ確認しておきましょう。
台風で欠航時、保険は使える?
台風の欠航などで、予想もしていなかったお金がかかってしまうことがあります。
その際に使える保険としては航空機遅延保険というものがあり、どういう保険なのかということを説明していきます。
- 航空便遅延保険
- 対象となる条件
- 主な支払いの対象
- 補償される金額の条件
航空便遅延保険
航空便遅延保険は、旅行保険の一種になります。
飛行機の欠航などの影響で余分にかかってしまった宿泊費や交通費などを補填します。
クレジットカードの一部カードに付帯している保険です。
対象となる条件
出発地、又は乗り換え地において、4~6時間以上の遅延、欠航などの理由で代替機による航空機を利用できない場合は、対象となることが多いです。
主な支払いの対象
主な支払い対象は以下の項目が対象となります。
- 宿泊費
- 交通費
- 国際電話の通信費
- 旅行会社の取消料や違約料
ホテル代などの宿泊料、宿泊施設に移動する際の交通費(タクシーや電車代)、電話代などが補償されます。
補償される金額の条件
補償される金額の条件は、平均2万円となります。
まとめ
台風による欠航のタイミング、欠航になった場合の対処方法を解説しました。
楽しみにしていた旅行で、台風の影響で欠航になった場合は、正直残念な気持ちにもなったりしますよね。
ただ、しっかり対策をしておくことで、無駄な出費も抑えられます。
ですので、欠航時の流れと対策方法はしっかり確認しておきましょう。